目次

1.クリーニングの流れ

2.歯のクリーニング料金表

サービスクリーニングとティースアートのクリーニングの違い

一般の歯科医院で保険で行われているクリーニングはサービスクリーニングと呼ばれ、エアースケーラーやエアーフローを使用して短時間で着色を落としていきます。全体のクリーニングでも20分程度で終わりますが、艶出しを行わないと見た目はきれいになっているようでも、歯に目に見えない細かい傷がついたままになってしまいます。

この傷はかなり細かく、日常生活でその傷の中に色素が入り込んでしまうと、歯ブラシの毛が届かず、傷の中に入った色素は取ることができないため、1ヶ月くらいですぐに色素が目立ってきてしまいます。

※保険で行うサービスクリーニングは、歯石や歯の着色を取る目的で行われますので、歯の表面を磨く施術は含まれていません。なお1か月ごとに保険でクリーニングを受けることは制度上できません。

また自費で行うクリーニングでも30分～1時間程度で終了するクイッククリーニングでは、歯の色素や汚れを落とすだけの目的で行われているため、着色を落とす際にできる歯の細かい傷は残ったままです。そのためその細かい傷に着色が付きやすくなっています。

ティースアートで行うクリーニングは、大まかに着色を取った後に粗さの違う4種類の研磨剤を粗いものから細かいものまで順番に使用し最後に艶出しを行うため、色素の付着状況にもよりますが、1本あたり3～5分程度、全体のクリーニングでは1時間30分～2時間程度いただいております。

クリーニング後は歯の表面に傷がなくなるため、色素がつきにくくなります。また色素が付いてしまっても通常の歯磨きによって簡単に取ることができ、3～6ヶ月に1回程度のクリーニングで十分になります。1回の時間はかかってしまいますが、色素がつくたびに何度もクリーニングを受けるより、歯にとっても優しい施術です。