着色補助食品
・炭酸飲料(特にコ
ーラ)
・柑橘類、柑橘飲
・ほうれん草、青い
バナナ
・アルコール飲料
・クエン酸
着色性食品
・コーヒー
・コーラ
・ウーロン茶
・赤ワイン
・たばこ、葉巻
・ブルーベリー、赤ぶ
どう
・カレー
・人工着色料を使用
した食品
・色の濃いうがい薬
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着色性食品と着色補助食品を、一緒に食べると歯につきやすい。
ー歯の白さを保つために気をつける食材ー

















[食べてはいけない食品一覧]

 食べてはいけない食品にはランクがあります。「絶対食べてはいけない食品」「食べないほう
がいい食品」「気をつけて食べたほうがいい食品」です。

★★★「絶対食べてはいけない食品」★★★
これは単品ではなく着色性食品着色補助食品の食べあわせによるものです。着色補助食
品はそれ単独では着色しませんが着色性食品と一緒に食べることによって着色を助長してし
まう食品です。具体的には炭酸飲料や柑橘系食品、柑橘系飲料、ほうれん草がこれにあたり
ます。例えば、カレーとソーダ、コーラなどの組み合わせやグレープフルーツとコーヒー、赤ワイ
ンの組み合わせなどです。これらを一緒に摂る場合にはまず着色性食品を食べ終わってから
着色補助食品を摂るようにすれば着色を防げます。カレーを食べ終わってから飲み物を飲む
とか赤ワインを飲み終わってからグレープフルーツを食べるといったほうが良いでしょう。ただ
し、一部の炭酸飲料には多量の着色料を使用しているものがあります。これらはそれ単独で
着色性食品と着色補助食品をかねていることになり、要注意です。
 炭酸飲料や柑橘系食品ほどではありませんが度数の高いアルコール飲料も歯の表面の水
分を奪い、着色を助長するため着色補助食品といえます。前述のうがい薬の中にも高濃度の
アルコールを含有しているものがあり、うがい薬に含まれる着色料とあわせて単品で着色と補
助の両方の作用がありますので注意してください。実は最近流行しているサプリメントの中にも
注意が必要な製品があります。体の疲れをとるといわれる「クエン酸」。これはお口の中を酸
性にしてしまう着色補助食品に含まれます。クエン酸単体では色はつきませんがこれを飲んだ
あとに「食べないほうがいい食品」をとるとすぐに色がついてしまうのです。クエン酸はお口の中
を酸性にしてしまうため歯の表面が一時的に荒れてしまい、色付きの食品はすべて歯に着色
する危険が出てきてしまうのです。クエン酸が健康食品として流行ってきたのが最近だったの
ですが、「食べないほうがいい食品」に加えさせていただきます。皆さんの中でクエン酸を愛用
している方がいらっしゃいましたらできるだけ粉末のものを食後にお飲みになることをお勧めい
たします。また、ホワイトニング中は食前食後にかかわらず控えていただいたほうがいいと思
います。
 またほうれん草や青いバナナにはシュウ酸と呼ばれる渋みの成分が含まれているのですが
これは酸に当たるため歯の表面が荒れてしまうことがあります。ほうれん草を食べると口の中
に変な感じが残る人、いませんか?これも着色補助食品に当たりますので着色性食品とは一
緒に食べないほうがいいでしょう。もしどうしてもほうれん草を食べる場合はなるべくゆでたもの
の方がベターです。またシュウ酸はキャベツやビールにも含まれていますので注意してくださ
い。
 

★★「食べないほうがいい食品」★★
食べないほうがいい食品とは着色性食品といわれ、歯を黄色くします。ティーカップや湯飲み
茶碗は使っているうちに真っ白な陶器の底のほうが茶色くなってきます。あれは陶器の表面に
茶渋がついてくることにより起こるのですが、お茶を飲み終わるまでの短い時間でも毎日使っ
ていると茶色く着色してきます。これと同じことがお口の中でも起こっていて、コーヒーや紅茶が
好きで毎日飲んでいる人は歯に茶渋がついてきます。具体的にはコーヒー、紅茶、烏龍茶など
のお茶類です。他に注意すべき飲み物としては赤ワインが挙げられます。赤ワインにはタンニ
が含まれておりやはり歯に沈着します。他にもブルーベリーやぶどう等タンニンが含まれて
いるフルーツも要注意です。料理ではカレーなどターメリックという香辛料を使用したものも歯
に着色します。また、加工食品の中に「着色料」と表記してあるものは歯にも着色する可能性
がありますので注意が必要です。食べたあと舌に色がつくようなものはやめたほうが良いでし
ょう。これらのものを食べたあとにはなるべく早く歯を磨くか、うがいだけでもすることをお勧め
します。
 うがいといえば市販されているうがい薬の中には着色料を使用したかなり濃い色のものがあ
りますが、これらも歯に着色する可能性がありますので注意が必要です。着色に気をつけるな
らできるだけ無色のものかブルーのうがい薬を使ってください。


 
★「気をつけて食べたほうがいい食品」★
これは色がついているものすべてです。日常、単品で食べることは特に問題ありませんが、着
色補助食品と一緒に食べると薄い色の食品でも歯に着色してしまうことがあります。またホワ
イトニング直後(約24時間)は歯の表面が乾燥してセンシティブになっているため、この「気をつ
けて食べたほうがいい食品」もとらないほうが良いでしょう。具体的には白いシャツにこぼして
色がつくものはすべてです。絶対食べてはいけないということはないのですが、白い歯を保つ
ためにも気をつけて食べたほうが良いでしょう。

































[歯を白くする食品]


 パパイヤにはパパインいう酵素が含まれておりタンパク質を分解する作用があります。こ
れは消化を助けるとともに歯についた汚れも落としてくれるのです。食後のデザートにはパパ
イヤをお勧めします。また、オーストラリアに自生するピールという木にも歯を白くする作用が
あるといわれています。オーストラリアの原住民であるアボリジニーはこのピールをかじって歯
を白くしていたといいます。ただこの現代でピールの木を人前でかじるわけにはいきませんの
で、今ではこのピールから抽出されたエキスを使って歯磨きやフロスなどいろいろなオーラル
グッズが作られています。普通に手に入る食品では繊維質のもの、例えばごぼうやセロリ、ビ
ーフジャーキー、スルメなどは前歯でかじることにより歯の表面の汚れを取ってくれます。歯
を直接白くするものではありませんが牛乳などの乳製品には歯の表面をコーティングして色を
つきにくくする作用があります。カレーや赤ワインなど色の濃い食品をとる前に飲んでおくと良
いでしょう。逆に口が渇いているときの赤ワインなどは歯に色がつきやすくなりますので注意が
必要です。



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