ークリーニングとの違いー






歯のクリーニングとは歯の表面についた色素(ステイン)を磨いて落とし元の歯の色に戻
すことです。
 歯を白くして欲しいと思っていらっしゃる方の中にはヤニや茶渋などの色素で歯が黄色くなっ
ていることがあり、歯のクリーニングだけでもかなり白くなった例もあります。現在日本で歯のク
リーニングを定期的に行なっている人は15%程度といわれています。もし1年以内に歯のクリ
ーニングを受けていなかったらまずは試してみるとよいかもしれません。ホワイトニングをする
にもこのクリーニングは必要です。歯の表面に汚れや色素がついているとホワイトニング剤の
成分がこの''汚れ''に吸収されてしまい効果が半減してしまいます。歯を白くする第一歩は''歯
のクリーニング''なのです。
 
?クリーニングの方法は? 


 クリーニングには色々な方法があります。まず、大まかに色素を取ります。これにはエアーフ
ローと呼ばれる機械を使用し研磨剤を高圧で歯に吹き付けるものやエアースケーラー、超音
波スケーラーという機械で取るものなどがあります。歯と歯の間や歯が重なっている部分など
の細かいところは特殊な道具で丁寧に取っていきます。その後、粒子の大きさの異なる数種
類の研磨剤を使いクリーナーで磨いていくのですが、粒子の大きな研磨剤から徐々に小さな研
磨剤にしていくことにより色素を取るときについた傷を無くして表面をつるつるに磨き上げてい
きます。通常色素を取るにはブラシ型のチップをクリーナーにつけて磨きます。続いてシリコン
製のカップに細かい粒子の研磨剤をつけて磨くことにより表面を滑らかにすることができます。
このクリーナーによる艶出しを行なうことにより、歯の表面に再び色素が付くのを防ぐことがで
きます。(プロのクリーニング法を取り入れた究極の歯磨き法



 最近ではPMTCと呼ばれるクリ−ニング方法がマスコミなどに取り上げられることがありま
す。PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング(Professional Mechanical
Teeth Cleaning)の略。口の中全体を歯の表面の色素ばかりでなく汚れなどもプロが機械を使
って徹底的に取り除き、虫歯や歯周病も予防していこうというものです。定期的に行なうことで
予防にかなりの効果が認められているため欧米では十数年前から頻繁に行なわれるように
な りました。

 

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